二度にわたる蒙古襲来を戦った時の執権北条時宗が、国家の鎮護、禅を弘めたいという願い、そして蒙古襲来による殉死者を、敵味方の区別なく平等に弔うために円覚寺の建立したのが740年前の1282年。
で、円覚寺にある国宝・洪鐘が二度の失敗に滅気ずに鋳造に成功したのが1301年。
さらに、山ノ内の村人が洪鐘弁財天を奉戴し盛大にパレードする洪鐘祭(おおがねまつり)が最初に行われたのが1480年。
以後60年毎の庚子(かのえね)年に行われてきた。
だとさ。
鎌倉には長いこと住んできたが初めて知った。
で、今日2023年10月29日がその日なのであった。
互いにどこの馬の骨か知るよしも無いはずであるが、大群衆の中、目線をくれた太鼓を叩いていた御老体。
不思議だよね。
まあ、長生きしてくれ!!
まあ、次は自分は骨になっているだろうから、結構な奇跡と言えるか。
鎌倉に住んでいて良かった!!
と思える一時であった。