ストロング小林さんが、昨年末になくなっていたとのこと。
残念ではあるが、生きとし生けるものの宿命故、仕方がないか。
無骨でデカイ。正にプロレスラーな肉体だったなぁ。
昭和のプロレスは技に入る過程までを含めて、じっくりと技の攻防を魅せていくプロレス。
スピード感は皆無だが、これはこれで良いもの。
現代プロレスだと、やはり先日復帰した柴田勝頼がそれを受け継いでいるかなぁ。
で、故ストロング小林の名勝負といえば真っ先にあがるのはこれか。
1974年3月19日 。今はなき蔵前国技館で行われたNWF戦。対アントニオ猪木。
日本人対決の先駆けの名勝負。まあ、負け試合ではあったけど。
決着は185cm120kgを誇るストロング小林の肉体を、腰の低い位置でクラッチして投げた故、遠心力も多大に加わり、その着地の衝撃で猪木の両足が浮き上がった伝説のジャーマン・スープレックス。
ありがとうございました、安らかに御眠り下さい。
忘れないぜ!!