が、祝福ムード溢れる鎮守府内の裏では、次期カンストを巡る艦娘たちの熱い戦いが既に始まっていた。
カンストへの近道は演習艦隊旗艦もしくは戦果艦隊ブルネイズ旗艦を務めることが最短距離であることは周知の事実。
( 戦果艦隊ブルネイズとは??
説明しよう。
戦果艦隊ブルネイズとは7-1周回の為に、先制対潜、火力、美貌、合わせて提督のセクハラを笑顔でやり過ごす適応力を兼ね揃えた者のみが選抜を許されると言う、
全水雷戦隊憧れの的であり、目標でもある。
以上、青葉情報)
そんな中、『提督は巨乳好き』との青葉情報が鎮守府内を駆け巡る。
長波、一歩リードか!?
ここで数多くの妹たちをブルネイズに送り込み、影の女帝とも噂される最大派閥の一角、夕雲型長女夕雲が自ら秘書艦となり最後のプッシュをかける。
『これは先日公開いたしました、長波と風雲のツーショットですが、あの子結構無防備ですので公開できないような写真も沢山ありまして...。』
『ほら、例えばこれなんか(ボイーン)』
『ふふふ、提督。長波のことよろしくお願いしますね』
やや出遅れた感がある、夕立。
なんとしてでも白露型から次期カンストを輩出したい長女白露は姉妹随一の胸部装甲を誇る村雨(ボヨヨン)、海風(ユサーン)を秘書艦に送り、プッシュをかけるも後一手欲しい。
ここで白露は夕雲型と最大派閥の座を争う陽炎型長女陽炎に共闘を持ちかける。
果たしてライバル夕雲型からの次期カンスト輩出を阻止したい陽炎と思惑が一致。
ここに、世に言う、白陽同盟が誕生する。
白露は陽炎型からの支援として、浜風(ボヨーン)、浦風(バイーン)の秘書艦派遣を取り付け、猛烈なチャージをかける。
なお、この裏で間宮券数百枚が動いたとも噂されるが、真相は未だ闇である。
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