10月27日。
横須賀市主催の千代ケ崎砲台跡見学会に参加。
西暦1895に完成された旧帝国陸軍の砲台。浦賀水道に侵入する敵を狙撃するために作られたもの。
塁道。
特徴的なアーチ組。
兵舎。
レンガはほとんどが小菅の刑務所で作られたものだとか。
焼き加減で色が変わるらしく、茶色い物はより高温で焼かれたもので、水を弾くとのこと。それ以外にも色の配色を考えて色違いの物を並べたらしい。
当時丸い部分に砲台、壁の窪みには砲弾が設置されていた。
石畳の上に木材で土台を作って、その上に砲台を設置していたとのこと。
跡が今も残っている。
浦賀水道。
雨水を流すための下水道が簡易濾過装置になっていたり、色々と興味深い話が聞け、楽しい体験であった。
いずれは、常時公開したいらしいが、色々とハードルは高そうな気がするなぁ。
土地には余裕がありそうだから、簡易的な資料館とか、砲の復元模型とか設置ししたら面白そうではあるけど。
予算が無いかなぁ。
ってことで帰路に着く。何だかんだで10km近く歩いて結構疲れた。
横須賀ヴェルニー公園の夕焼け。