駅に着く、一応バスの時刻表も確認。むう、全く無い。
タクシーに乗る。結構登って行く。勾配も結構きついところもあり、ワクワクする。
道中、運転手さんとの会話の中で、運転手さん曰く
『佐世保バーガーや、レモンステーキも良いですけど、やはり私は地魚を食べてほしいですね。』
『鯵、烏賊。ほんとに美味しいです。』
自分も海に近いところに住んでいるので、地魚の美味しさは知っている。話が盛り上がる。
地魚、最高!! デデン♪
盛り上がってきたところで、展望台に到着。
おお、これが噂の弓張岳展望台。SSKに、遠方に薄っすらと針尾送信所も見える。
いせの飛行甲板、生で初めて見た!!
九十九島方面は、海が綺麗だった!!
愛宕山は、たわわであった!!
遠方に薄っすらと見える山々が、美しかった!!
カメラが構えられない位、風が強かった!!
展望台を一通り散策した後、砲台跡へと誘う看板を発見。向かってみる。
妙に印象的だった跡地へと向かう階段たち。
到着。こちらは観光客は自分しかいない。
かつて戦場であった所。苔が美しかった。
先の戦争の傷跡、と言うことで佐世保市もあまり積極的には宣伝はしていないのかな。
さあてと、これから山を下って佐世保バスターミナルまで行かなきゃならん。
が、駅前まで行くバスは2時間先だ。選択肢は一つ。歩いて降りる。5kmくらいなんとかなるであろう。
さあ、行くよ!!デデン♪
水道局の何か。
下っていくと、所々、下を見渡せる場所がある。これは、歩きで正解だった。楽しい。
道中、たぬきに出会ったり、軍人と思わしき外人とコミュニケーションを取ったりと、とにかく楽しい下山であった。最後三叉路で選択に迷ったけど、地元の人に話しかけたら、地元の人が使うショートカットな階段を教えてくれた。感謝感謝。
楽しく降りては来たが、気が付くと右膝がガクガクであった。むう、中学生以来の古傷だからなぁ。
とにかくお腹が空いたので、岡屋で噂のサンドイッチを買って、松浦鉄道の構内で食べる。タイミング良く電車が止まっていた。
次来た時は、これに乗って海鮮丼食べに行くのも良いよね。
足を引きずって、なんとか、バスセンターに到着。
時雨が出迎えてくれた。16時のバスで帰ります。
中学生の頃、部活後の夕日に染まった雲を見ては、あの雲の下、雲の向には何があるのだろう?どんな世界があるのだろう?と、思いを馳せていた。
その答えの一つが、ここ、佐世保であった。
あれから随分と月日が流れたけど、来て良かった。
非常に充実した、一泊二日の旅でした。
ありがとう、佐世保。
きっと、また来る!!
終わり。